<89>漫画になり翻訳出版
江戸川乱歩の「芋虫」は漫画にもなっている。作者は丸尾末広さん。平成21年、月刊漫画誌「コミックビーム」に3回にわたって連載され、エンターブレインから単行本『芋虫』として出版された。丸尾さんは同年、19年から20年にかけて発表した乱歩原作の『パノラマ島綺譚』で第13回手塚治虫文化賞新生賞を受賞。22年にはフランスでも丸尾さんの『芋虫』が出版された。右が単行本の『芋虫』、左がフランスで出版された『La Chenille』(出版社は Le Lézard noir で、翻訳すれば「黒蜥蜴」という社名)。
エンターブレインの単行本の帯には「最も危険、最も禁忌。乱歩×丸尾、最強のコラボレーションは今、さらなる闇の奥底へ」、「猛毒にして絢爛たる、手塚治虫文化賞受賞後第一作 世界を震撼させた受賞作『パノラマ島綺譚』に続き、漫画界の魔神・丸尾末広が再び挑むは、巨星・乱歩の全作中…いや、日本文学史上、最凶の問題作。妖美極まる驚愕の画力で描く、比類なき怪奇と戦慄に満ちた、愛欲の地獄。これは奇跡か、或いは悪夢か。さあ、禁忌の扉を、開け」という過激なあおり文が躍っている。

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