■■ 11月22日(火) ■■

 

■アートとクラフトの博覧会
12月3・4日にイガデハク
「伊賀でつながる、伊賀からつながる」をテーマにしたアートとクラフトのイベント「イガデハク2005」が十二月三、四両日、県立ゆめドームうえの第二競技場(伊賀市ゆめが丘一丁目)で催される。単なる発表会やフリーマーケットではなく、「伊賀で博覧会」という方向性を明確に打ち出した催しで、今年で三回目。伊賀で博覧会実行委員会が伊賀びとのおもい実現委員会委託事業として主催する。
 会場では、各地で活躍するアートとクラフトの実力派作家が展示や販売、実演をくりひろげ、陶、木、緑、ガラス、紙、竹など多様な素材を活かした作品が披露される。ほかに伊賀地域と三重県内の「まちかど博物館」の紹介、まちづくりや仲間づくりの紹介、太鼓や影絵、演奏などのステージなどもあり、館内情報などはFM電波で案内される。出展は約七十組、二百四十人。約三千六百点の作品が並ぶ過去最大の規模となる。
 初日は午前十一時から午後五時、二日目は午前十時から午後五時まで。託児は三日午後一時から三時、四日午前十時から午後一時まで。
 問い合わせは同委員会事務局(えこころ倶楽部・下猶茂樹さん、ファクス0595・52・3845、電子メールwebmaster@g-ring.com)へ。


●学校図書館ボランティア養成講座
 十二月九日午後二時から名張市役所一階大会議室で。津市立図書館司書の西山ひろみさんが「魅力ある学校図書館を目指して」と題して講演する。対象は、学校図書館ボランティアに興味のある人、市内の小中学校で実際に活動している人、市内小中学校の学校図書館担当教員。申し込みは三十日までに市教委学校教育室(電話0595・63・7882)へ。

●第二回いがもんほんまもんうまいもんまるごと伊賀体験
 二十三日、ウェルサンピア伊賀ドームコート(伊賀市西明寺)で。伊賀地域の農林産物や加工品などを紹介。木と緑の体験コーナーや足湯コーナー、伊賀の産業展も。午前十時から午後三時半まで。問い合わせは伊賀県民局農政商工部農政・普及室(電話0595・24・8141)へ。


 ■■ 11月25日(金) ■■

 

■乗馬クラブ・クレイン
35周年でキャンペーン
 全国三十か所に会員制クラブを展開する乗馬クラブ・クレイン(本社・大阪府羽曳野市)は、創立三十五周年を記念して「ニューイヤーキャンペーン」を実施。総計三百五十人を乗馬スクール一回コースに招待し、魅力や効能をアピールして乗馬の普及を進めることになった。
 伊賀地域ではクレイン三重を会場に、十二月二十三日から来年一月二十二日までの期間で開催。対象は五十歳以上の男女。馬への接し方から乗り降りや操作方法、歩かせ方、少し走るまでの基本操作をマンツーマンでレッスンする。レッスン料(通常五千二百五十円)は無料だが、装具レンタル料と保険料として千二百五十円が必要。毎週火曜日は定休。
 申し込みは官製はがきかファクスで、氏名、年齢、郵便番号、住所、電話番号、希望日時を明記し、〒518‐0205、伊賀市伊勢路一三五一、乗馬クラブ・クレイン三重「健康促進」伊和ジャーナル係(ファクス0595・52・1066)へ。締切は年末。
 問い合わせはクレイン三重(電話0595・52・1322)へ。


●モラロジーフォーラム
 名張モラロジー事務所が二十七日、名張市錦生公民館で催す。テーマは「車に一台カーナビゲーション│家庭に一つの人生ナビゲーション」。講師はモラロジー研究所社会教育講師の山村雅光さん。午前十時から十一時半まで。問い合わせは同事務所(電話0595・64・2085)へ。

●2005名張ひなち湖紅葉マラソン大会成績(十一月二十日、新は大会新記録)
 ▽小学生男子@久米秀和(津市豊が丘六、新)A松岡秀明(鈴鹿市玉垣五、新)B岡村洸征(薦原六)▽同女子@三好忍(伊賀市中瀬六、新)A松生美樹(梅が丘六)B床呂沙紀(松阪市森五)
 ▽中学生男子@辻野裕斗(北三)A竹岡慎也(美杉村美杉二)B松井貴裕(赤目一)▽同女子@木山知春(赤目一、新)A三好麻里(伊賀市桃青二、新)B岡本夕奈(赤目一、新)
 ▽一般男子@小林輝久(明和町)A米澤博(名張市)B谷垣慎一郎(四日市市)▽同女子@中川奈美(河芸町)A邱硯宇(伊勢市)B寺本まち子(名張市)
 ▽六十歳以上男子@梅田宣喜(堺市、新)A田中隆夫(各務原市、新)B古田文也(和歌山県金屋町)▽同女子@小西直子(和歌山県かつらぎ町、新)
 ▽十キロ男子@黒川祥吾(生駒市)A佐々木裕之(奈良市)B稲岡成俊(伊賀市)▽同女子@冨永明美(名張市)A奥山幸代(津市)B五藤タミ子(名古屋市南区)

■お詫びと訂正 十九日付記事に名張市立国津小学校が川岡均校長とあったのは味岡一博校長の誤りでした。お詫びして訂正します。【伊和ジャーナル】

 


 ■■ 11月26日(土) ■■

 

■酵素で環境浄化する「健康回復住宅」
松本建築があす伊賀市で体験見学会
抗酸化の効果見学会で実験も
 酵素の働きで住宅内の空気を改善する画期的な建築工法が注目を集めている。シックハウス症候群の原因とされる有機化合物や不快な湿気、ハウスダストなどを発酵型特殊酵素「抗酸化溶液」で消滅させ、環境を浄化して健康的な空間を提供する新しい工法だ。伊賀地域では名張市薦生の松本建築(松本好正代表)がいち早く着目し、伊賀市上野鉄砲町地内に県内初の抗酸化工法による住宅を建築。二十七日に体験見学会を催す。
 抗酸化溶液は、発酵型微生物を培養してつくる特殊酵素。北海道の建築士・会田伸一さんが建築に使用する土を模索中、ものを腐らせない液体を偶然発見し、研究を重ねて開発した。この溶液を加工した物体は、周辺の活性酸素に反応して電子を放出させ、活性酸素を除去する触媒機能をもつようになる。
 抗酸化工法は、この抗酸化溶液をコンクリートの基礎から柱、床などの構造部材、壁紙や珪藻土、ユニットバスの裏側まで広範囲に塗布することで、家屋全体をむらなく抗酸化。有害化学物質ゼロに近い住環境を可能にする。ここ数年で急速に普及し、現在では全国に数万戸。とくにアトピーやアレルギー、花粉症で悩んでいた人たちから、「健康回復住宅」として強い支持を集めているという。
 松本建築は注文住宅やリフォームを手がけて三十八年。松本代表はインターネットで抗酸化工法のことを知り、「現代社会に求められている工法だ」と直感。抗酸化工法の施工業者や住宅を見学し、抗酸化研究会関西にも入会、工法の導入を決定し、今年六月に着工した伊賀市上野鉄砲町のNさん宅が、その第一号となった。
 抗酸化工法による住宅では、植物が長生きする、シロアリやゴキブリが繁殖しない、ペットやタバコのにおいを防ぐなどさまざまな効果が見られるとされるが、抗酸化溶液を利用した粉石けんやポリエチレン袋なども販売されており、二十七日の見学会ではそれらを用いた抗酸化効果の実験も行われる。
 見学会は午前十時から午後四時まで。問い合わせは松本建築(薦生二四七、電話・ファクス0595・63・2860)へ。【PR】

■大来皇女しのぶ会 語り手の養成講座
 名張市の「大来皇女(おおくのひめみこ)をしのぶ会」(菅井照代代表)は、十二月一日に開講する「創作ファンタジー『ひめみこ物語』語り手養成講座」の受講者を募集している。市の市民公益活動実践事業。
 大来皇女は市内に残る国史跡の古代寺院跡、夏見廃寺の建立者とされ、同会は皇女の顕彰を目的に活動している。昨年、皇女の生涯や夏見廃寺の歴史を題材にした絵本「ひめみこ物語」を制作したが、それをデジタル紙芝居として普及させるため、語り手を養成することになった。
 講座は十二月一・八・十五・二十二日、来年一月十二・十九日の六回、市総合福祉センターふれあいで開き、朗読物語の創作と専門家による実技指導を行う。午後一時半から三時半まで。講座の成果発表の場も設ける予定。
 定員三十人。六回連続して参加できる人を優先して受け付けている。受講無料。
 問い合わせ、申し込みは電話、ファクス、電子メールで菅井代表(電話・ファクス0595・63・7472、電子メールjamjam@nava21.ne.jp)へ。

■愛和会が秋の着付発表会
 愛和会の第二十二回「秋の装い着付発表会」は二十七日、名張市青少年センターで催される。午後二時から四時まで。
 和服を愛するメンバーが集い、日ごろ習っている着付けの技術をステージで披露する。入場無料。市民の来場を呼びかけている
 問い合わせは大井さん(電話0595・65・4390)、藤本さん(65・3655)へ。

■くにつふるさと館こんにゃくづくり
 名張市神屋、くにつふるさと館は十二月十日と十三日、地元産のコンニャクイモをつかった「こんにゃくづくり教室」を催す。
 定員は二十人ずつ。両日とも午前九時から正午まで。参加費五百円。
 申し込みは、はがきに「こんにゃくづくり希望」と書き、住所、氏名、電話番号、希望日を明記して同館(〒518‐0504、神屋八一四‐四)へ。
 締切は三十日(当日消印有効)。申し込み多数の場合は抽選で決定する。
 問い合わせは同館(電話0595・69・1001)へ。



↑ 抗酸化工法による住宅建築。内壁の合板にローラーで抗酸化溶液を塗布(写真右)、外壁の水切り部分に溶液を塗ってシロアリなどの防虫処理を進める
↓ 伊賀市上野鉄砲町の現地


 ■■ 11月29日(火) ■■

 

■2005伊賀の手づくり作家展
50作家で3・4両日
 名張シンクスの「2005伊賀の手づくり作家展」は十二月三、四両日、名張産業振興センター・アスピアと市街地空き店舗などで催される。市民公益活動実践事業。
 手づくりの創作活動に取り組む多彩なジャンルの作家が出展。鑑賞のほか実演、体験教室なども。出品者は約五十人。入場無料。
 午前九時から初日は午後五時、二日目は同四時まで。問い合わせは山下さん(電話090・3389・4353)へ。

■57回人権週間記念行事 4日ふれ愛コンサート

 名張市の第五十七回人権週間記念行事「ふれ愛コンサート」は十二月四日、市青少年センターで催される。午後一時開場、一時半開演。
 第一部は人権作品の表彰と発表。第二部のクラシック音楽コンサートでは、「音楽と人権」をテーマに、楽曲の歴史などの解説つきで、日本の歌曲が生まれてきた背景や、オペラをはじめとしたクラシック音楽に込められた人々の思いなどを知る。メゾソプラノは森池日佐子さん、解説は松本城洲夫さん。
 このほか、二日午後四時半から市内の大型店とその周辺で人権週間街頭啓発。二日から九日まで市役所市民ロビーと名張駅東西連絡通路で人権作品展を行う。
 問い合わせは市教育委員会人権啓発室(電話0595・63・7909)へ。
 三重県は十二月四日、伊賀市四十九町の県伊賀庁舎七階大会議室で「みんなでつくる地域の医療〜安心を支える小児医療を考える」を催す。全国で小児科医不足が問題となっており、三重県も例外ではないことから、少ない小児科医で地域の小児医療を維持してゆく道を参加者とともに探る。
 午後一時半に始まり、読売新聞東京本社社会保障部の鈴木敦秋さんが「小児医療をめぐる現状」と題して基調講演。つづいてパネルディスカッション「安心を支える小児医療」があり、パネリストは鈴木さんと県小児科医会会長の熱田裕さん、同会副会長の加藤正彦さん。午後四時まで。
 定員百五十人。参加無料。申し込みは、はがき、ファクス、電子メールのいずれかで、住所、名前、電話番号、質問(ある場合)を記入して、三県健康福祉部医療政策室「医療機能分化啓発セミナー係」(〒514‐8570、津市広明町一三、電話059・224・3370、ファクス059・224・2340、電子メールiryos@pref.mie.jp)へ。

■くにつふるさと館こんにゃくづくり
 名張市神屋、くにつふるさと館は十二月十日と十三日、地元産のコンニャクイモをつかった「こんにゃくづくり教室」を催す。
 定員は二十人ずつ。両日とも午前九時から正午まで。参加費五百円。
 申し込みは、はがきに「こんにゃくづくり希望」と書き、住所、氏名、電話番号、希望日を明記して同館(〒518‐0504、神屋八一四‐四)へ。
 締切は三十日(当日消印有効)。申し込み多数の場合は抽選で決定する。
 問い合わせは同館(電話0595・69・1001)へ。

■12月の市民文化祭
 ▼箕曲文化祭¥\二月三日午前八時三十分―午後四時、四日午前十時―午後三時、箕曲小学校
 ▼第十四回書道作品展¥\二月三日―四日、午前十時―、つつじが丘公民館


●街頭募金
 名張地区明るい社会づくりの会(岡田毬子会長)は十九日、ジャスコ名張店前の街頭で社会福祉募金を行い、寄せられた浄財を市社会福祉協議会の善意銀行に寄付した。

●忍者ウォーキング講演会
 十二月四日午前十時から十一時四十分まで伊賀市中央公民館で。伊賀流忍者集団黒党代表の黒井宏光さんが「忍者に学ぶ健康術│主にウォーキング」と題して話す。申し込みは電話、ファクス、電子メールで同市健康保険政策課(電話0595・22・9652、ファクス26・0151、電子メールkenou@city.iga.lg.jp)へ。

●NHK学園
 学生、受講者を募集している。内容は▽高等学校普通科十八年度入学(新入生、転入生、編入生)▽社会福祉コース(介護福祉士受験資格取得、二年制)▽社会福祉士養成課程(社会福祉士受験資格取得、二年制)▽生涯学習通信講座(受講期間三か月〜一年)。詳細は同学園(フリーダイヤル0120・06・8881)へ資料請求を。