■■ 2月24日(金)■■

 
■岡田まり子さんが講演会 家庭教育の大切さ訴える
 NPO法人全国フォーラムネットみえ、名張地区明るい社会づくりの会(岡田まり子代表)、名張家庭教育勉強会(小野塚真理子代表)は二十日、名張産業振興センター・アスピアで家庭教育講演会を催した。後援は市、市教育委員会、市主任児童委員部会。
 岡田まり子さん(桔梗が丘二番町)が講師を務め、「子どもの心見えますか」と題して家庭教育の大切さを訴えた=写真。岡田さんは三児の母親として、幼児期の子育ての大切さを痛感。東京家庭教育研究所の基礎から研究までの課程を終了。家庭教育の充実と青少年健全育成のための活動に取り組んでいる。

■県文化振興基金 助成事業を募集
 三重県は十八年度県文化振興基金活用助成事業を募集している。助成対象は県内の文化団体。みずから企画した創造的な事業で、営利を目的とせず、広く県民一般を参加対象としていることなどが要件。事業は四月一日から来年三月三十一日までに実施し、一団体につき一事業。
 助成金の額は、事業に直接要する経費から入場料、参加料、他の補助金や助成金、協賛等のその他の収入を差し引き、団体の自己負担額の二分の一以内で二十万円を上限とする。団体の恒常的な人件費や運営費、食糧費、交際費などは対象外。
 対象事業例は、文化活動の発表や団体の交流、文化にふれあう機会の提供などで、文化団体の演奏会・展示会、地域の文化を活かしたまちづくり、文芸作品集の発刊など。
 応募は伊賀県民局生活環境森林部へ。受付は三月十五日まで。問い合わせは県生活部文化振興室(電話059・224・2176)へ。

■大人たちのコンサート
第五回「大人たちのdokidokiコンサート」(主催=名張市社会教育振興会、同コンサート実行委員会)は二十六日午後一時半から名張市青少年センターで開かれる。入場無料。出演は次のみなさん。
 ▽第一部=曽我部京子・津田安由子(ピアノ連弾)福永幸子(声楽)松原由美(ピアノ)後藤誠司(ハーモニカ)五島千歳(ピアノ)オカリーナクラブ・ソニャーレ(オカリナ)佐々木やゑ子(声楽)徳井勉・岩久紘一(尺八)岩名淳一郎(ピアノ)
 ▽第二部=福森忍(ピアノ)ハーモニッシェフローイント(声楽アンサンブル)山田美佐子(ピアノ)北川豊子(声楽)姜益俊(ピアノ)熊本憲一(フルート)砂取武(ピアノ)

■名張ロータリークラブが講演会

 名張ロータリークラブは三月五日、名張産業振興センター・アスピアで五日市剛さんの講演会「ツキを呼ぶ魔法の言葉」を催す。
 五日市さんは昭和三十九年生まれ。国立宮城高専を卒業後、豊橋技術科学大学に編入学。その後、アメリカのマサチューセッツ工科大学へ留学。工学博士。大手企業で新規事業および研究開発に従事。
 二十六歳でイスラエルに旅行したときの出会いがきっかけで人生が好転したといい、ツキを呼ぶ魔法の言葉を知ったことが原因と語っている。
 午後一時半開場、二時開演。入場無料だが、整理券が必要。問い合わせは同クラブ事務局(電話0595・63・1338)へ。


●美旗陶芸クラブ作品展
 二十八日まで百五銀行桔梗が丘支店ロビーで。名張市美旗市民センターで伊賀焼大内窯の上嶋伊佐雄さんから指導を受ける栢本ツヤ子、竹森春美、間瀬美代子、福永きよゑのみなさんが出展。

●家庭菜園講座

 名張市農業支援センター(蔵持町芝出)などで年間五回程度開催。対象は市内在住の人。定員五十人。受講無料。申し込みは、はがきに「家庭菜園講座申込」、住所、氏名、年齢、電話番号を書いて、同センター(〒518‐0751、蔵持町芝出六、電話0595・63・7129)へ。締め切りは三月十日。

 ■■ 2月25日(土) ■■

 
■「伊賀の國」考える 3月にフォーラム
 伊賀・夢・街道づくり協議会と伊賀びとのおもい実現委員会は三月十八日、県伊賀庁舎でフォーラム「伊賀の國 いかに魅するか、いかに残すか」を催す。午後二時から四時半まで。
 伊賀地域に残された自然遺産や文化遺産の継承と活用、新しい文化の創造などがテーマ。関西テレビ放送アナウンサーの岡本栄さんが基調講演「伊賀の文化遺産」を行う。つづいてパネルディスカッションに入り、岡本さんをコーディネーターに、パネリストの松浦俊和(大津市歴史博物館館長)、伊藤久嗣(元三重県立博物館館長)、田中愛一郎(伊賀びとのおもい実現委員会委員長)、辻村勝則(伊賀まちかど博物館推進委員会代表)、菅井照代(大来皇子をしのぶ会代表)、中内中(名張市文化財保護審議会委員)、中川甫(伊賀・夢・街道づくり協議会長)のみなさんが話し合う。
 参加無料。申し込み不要。問い合わせは同協議会事務局(県伊賀県民局生活環境森林部内、電話0595・24・8137)へ。

■ストリートフェスタ06 出演者とスタッフ募集
「名張を若い世代が住んで楽しいまちにしたい」を合い言葉に活動する「ホットポイズン」(長岡克明代表)は三月、市民公益活動実践事業として「クリーンアップ活動」と「NABARIストリートフェスタ06」を催す。
 クリーンアップ活動は五日午前十時から正午まで、夏見の中央公園一帯で。ストリートフェスタの会場周辺をきれいにする奉仕活動を行い、若い世代に協力を呼びかける。雨天決行。
 NABARIストリートフェスタ06は十九日午前十時から午後四時まで、市総合体育館第三駐車場で。昨年四月につづき二回目。雨天の場合は二十一日に延期。入場無料。
「みんなでローカルヒーローを盛りあげよう」をテーマに、バンド、ダンス、BMX(バイシクル・モトクロス)、スケートボード、ゲーム、アトラクション、フリーマーケット、露店などをくりひろげる。BMXでは現役プロのゲスト出演も。
 出演者、スタッフを募集しており、バンドはジャンル不問、ダンスはストリートダンス(社交ダンスは不可)。フリーマーケットは三十ブースを出店し、一ブース(二×三メートル)千円。露店は飲食物販売やゲームで、テント半分のスペース(二・七×一・八メートル)。
 締切は三月五日。申し込みは長岡代表(電話0595・61・0775、090・4857・1971)へ。

■今夜本番迎える 七〇年代ライブ
 一九七〇年代〜八〇年代のフォーク&ポップスで名張旧町地区活性化を││と企画された「おじさん・おばさんによる、おじさん・おばさんのための七〇年代フォーク・ライブ」が二十五日、本番を迎える。
 会場は、本町通りとサンロード商店街の交差点にある旧中村家具店跡内。開演は午後七時。市内の老若男女のアマチュアミュージシャンで組織する「BLUCKY CAT(招福黒猫)」がステージを披露する。
 出演者たちは「仕事や家事に奮闘している世代が青春時代に戻れるひとときを」と意欲を見せている。
 入場無料。問い合わせは山下さん(電話090・3389・4353)へ。


■「男たちの大和/YAMATO」 3月の映画鑑賞会へ前売り開始
 名張市社会教育振興会と市教育委員会は三月二十一日、市青少年センターで映画「男たちの大和/YAMATO」の鑑賞会を催す。十五日に前売りを開始した。
 あらすじは、二〇〇五年四月、老漁師の神尾克己(仲代達矢)は内田真貴子(鈴木京香)と名乗る女性に乞われ、戦艦大和が沈んだ場所まで船を出すことになった。まっすぐに前方の海を見据える神尾の胸に、鮮やかに、そして切々と六十年前の光景が甦っていく……。
 昭和十六年十二月八日、日本軍の真珠湾奇襲によって始まった太平洋戦争は、ミッドウェイ海戦でアメリカ軍に大敗を喫して以降、形勢が逆転。連合艦隊司令長官・山本五十六大将の戦死、太平洋各地の島々の守備隊は玉砕するなど、日本軍は劣勢を強いられる。
 そんな昭和十九年の春、神尾(松山ケンイチ)ら特別年少兵たちが戦艦大和に乗艦してきた。大和に憧れ希望の象徴とする若者たちは、烹炊(ほうすい)所班長の森脇二主曹(反町隆史)や機銃射手の内田二兵曹(中村獅童)に助けられながら、艦内での厳しい訓練に耐えぬき、レイテ沖海戦で初の実戦を迎える。
 しかし、この戦いで連合艦隊は事実上壊滅。そして昭和二十年四月、ついに大和は水上特攻の命を受け、沖縄の海へ出撃することになってしまう……。
 監督・脚本は佐藤純彌、原作は辺見じゅんの第三回新田次郎文学賞受賞作品。
 上映は、@午前十時〜午後零時三十分A二時〜四時三十分B六時三十分〜九時。開場はそれぞれ三十分前。各回入れ替え制。入場料は前売り千円、当日千二百円。全席自由席。高校生以下は、学生証の提示で半額払い戻し。未就学児は入場できない。
 プレイガイドは、ネクスト・ワン名張本店、一二三書房、ブックスアルデ近鉄店、ブックスアルデ名張本店、前田文具夏見店、リバーナ一階サービスカウンター、市教育委員会文化振興室、市青少年センター(以上名張市)、FUKUZAWAラジオ店(伊賀市)。
 問い合わせは市青少年センター(電話0595・64・3478)へ。
 

 ■■ 2月25日(土) 伊賀版 ■■

 
■青少年健全育成で3月 ミュージカルと講演会
 伊賀市教育委員会と上野地区青少年育成市民総ぐるみ運動推進会議は三月、青少年健全育成推進大会「ビバ・サタデー」と市民大学講座「青少年健全育成講演会」を催す。市青少年育成市民連絡会議が後援。
 ビバ・サタデーは十一日午後二時から、ふるさと会館いが大ホールで。劇団ポプラのミュージカル・ファンタジー「オズの魔法使い」を公演。
 世界的ベストセラーを原作にしたミュージカルの記念碑的作品を、一九八五年の初演以来三千回以上のロングラン公演をつづける同劇団が披露。「虹の彼方」など十八曲のナンバーでファンタスティックな舞台がくりひろげられる。
 青少年健全育成講演会は十九日午後一時半から上野フレックスホテル二階オークホールで。ジャーナリストで元法務省東京少年鑑別所法務教官の草薙厚子さんが「子どもが壊れる家」と題して話す。
 草薙さんはテレビゲーム世代の「ふつうの子どもたち」が犯す「理由なき凶悪犯罪」を中心に取材活動をつづけ、著書『少年A矯正2500日全記録』(文藝春秋)が大宅壮一ノンフィクション賞の候補作に。近著に『子どもが壊れる家』(同)がある。テレビやラジオでも活躍している。
 どちらも入場無料だが、整理券が必要。市教育委員会上野分室で配布している。
 整理券郵送の場合は、返信用八十円切手を貼付し、返信先の住所を書いた封筒を同封のうえ、電話番号、入場希望者氏名、必要枚数を明記して、それぞれの担当係(〒518‐8501、伊賀市上野丸之内一一六、電話0595・22・9680)へ。

■多文化共生社会づくりを考える
 第二回多文化共生社会づくり講座は三月七日午後一時半から県伊賀庁舎七階大会議室で開かれる。
 第一部では、岐阜県可児市教育委員会外国人児童生徒コーディネーターの小島祥美さんが「可児市における外国人の子どもの教育環境について」と題して話す。
 第二部は「伊賀地域の外国人の子どもを取り巻く環境について」。コーディネーターは三重大学人文学部文化学科講師の藤本久司さん、パネリストは小島祥美さん、多文化共生ネットワークいがの和田京子さんと菊山順子さん、ゲストレポーターは三重大学大学院修士課程のオチャンテ村井ロサさん。
 参加無料。申し込み不要。問い合わせは伊賀県民局伊賀生活環境森林部(電話0595・24・8137)へ。

■読売旅行大和八木営業所
桜の京都を満喫するツアー 近鉄の「楽」貸切で4コース

 桜を求めて春の京都へ│。読売旅行大和八木営業所は、近鉄の貸切列車「楽」を利用して京都の春を満喫する4コースのツアーを募集している。出発日は4月9日限定。
 コースは日帰りで、参加者全員に小川珈琲炭焼カフェオレとドーナツをプレゼント。空クジなしで1等・グアム往復航空券(1名)、2等・折りたたみ自転車(1名)、3等・「楽」号展望席指定(8名)、4等・ハウス野菜がおいしいカレー10箱(5名)、5等・ブルックスコーヒー5パック(全員)が当たる大抽選会も。
 日程は4コース共通で、往路は青山町駅を午前7時25分に発車、伊賀神戸、桔梗が丘、名張各駅を経て8時17分に八木駅発、9時23分に京都駅に到着する。各コース観光後、復路は午後7時5分に京都駅を発車し、青山町駅着は同8時54分。
 コースは次のとおり。旅行代金は大人一名。いずれも昼食1回つき。
 ▼春の京都御所一般公開と円山公園しだれ桜・近江水郷めぐり=八木・高の原乗車8、990円、青山町・桜井乗車9、490円(小人同額)
 ▼湯の花温泉「渓山閣」花もよう会席=八木・高の原乗車15、990円、青山町・桜井乗車16、490円(小人500円引)
 ▼桜のミステリーツアー=八木・高の原乗車7、990円、青山町・桜井乗車8、490円(小人同額)
 ▼グループ様だけでラクラク観光〜観光タクシー貸切プラン(4名以上)=八木・高の原乗車12、990円、青山町・桜井乗車13、490円
 申し込み、問い合わせは同営業所(電話0744・29・8333)へ。
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●羅介はんの福童子絵付てん
 十九日から二十六日まで名張市新田、ギャラリー堤側庵・中内工房(電話0595・65・2081)で。十九、二十一、二十三、二十五日には松永みやさんの手打ち福そばを三百円で(一日三十食限定)。午前十一時から午後六時まで。