■■6月18日(日) ■■

 
■写団なばり第七回写真展
 写真愛好家グループ「写団なばり」(菊田実代表)の第七回写真展が九日から十一日までジャスコ新名張店三階のリバーナホールで催され、多彩なカメラアイが入場者を楽しませた=写真。
  メンバーは十人。キャリアはいずれも二十年以上で、平均年齢は七十歳。それぞれ独自の題材を追求し、手法も確立。デジタル写真に取り組んだ人もあり、個性的でバラエティ豊かな展示内容となった。
  作品は四、五点ずつの連作と組写真。計四十八点が展示された。大半はここ一年ほどで撮影した近作で、西山和佑さんの「仮面祭」はイタリアでのスナップ、東出勲さんの「古民家の温もり」は赤目町長坂の古民家をデジタルカメラで撮影し、和紙にプリント。瀬森義和さんの「USJの印象」は大阪、中村満さんの「イタリア村の印象」は名古屋港の人気スポットを独自の視点で撮影した。
  ほかにも、東出昭子さんの「吉野路の春」は吉野下市、宮崎欽二さんの「緑の高原」は八ヶ岳山麓、山本潤吉さんの「托鉢」はミャンマー、菊田実さんの「春の訪れ」は新潟県松之山町、佐藤政宏さんの「瀧季行」は奈良県内、清水春美さんの「山里花風景」は西吉野と、それぞれお気に入りの場所に足を運んでじっくり撮影した力作が勢揃いし、見応えたっぷりの作品展となった。

■芭蕉祭バンドの メンバーを募集  
 伊賀市と芭蕉翁顕彰会、いがまち芭蕉翁顕彰会は十月十二日の芭蕉祭式典で演奏する「芭蕉祭市民バンド」の参加者を募集している。
  対象は十八歳以上で、練習と式典に参加できる人。式典は午前九時二十五分から十一時半まで。演奏曲は「オープニング曲」「芭蕉さん」「芭蕉」「奥の細道」。
  練習予定は、七月七・二十一日、八月十一・二十五日、九月八・二十二日、十月六・九日の午後七時半から九時半まで、上野西小学校多目的ホールで。
  申し込み、問い合わせは伊賀市役所本庁文化国際課(電話0595・22・9624)へ。



●皇學館大学公開講座
 二十四日午後二時から皇學館大学名張学舎(春日丘七番町)で今年度第三回を開く。筒井琢磨教授が「地域社会は再生できるか?│社会情報を手がかりに」と題して話す。聴講無料。事前の申し込みは必要ない。名張駅東口を午後一時半に発車するスクールバス(無料)が利用できる。問い合わせは同大学管理課(電話0595・61・3351)へ。

●上野森林公園
 七月八日、「レインスティックを作ろう」を催す。南米の雨乞いの楽器をモウソウチクで作る。午前九時から正午まで。対象は一般。定員十組。締切は三十日。申し込みは、往復はがき、ファクス、電子メールで同公園(〒518‐0817、伊賀市下友生字松ケ谷一、電話0595・22・2150、ファクス22・2151、電子メールmuenofp@e-net.or.jp)へ。
 

 ■■6月17日(土) ■■

 
■初夏の山野草・小品盆栽展
 名張山草愛好会(安垣嘉人会長)の「初夏の山野草・小品盆栽展」は十七、十八両日、名張産業振興センター・アスピアを会場に催される。名張文化協会が後援。
  会場には、会員二十五人が丹精こめて育てた席飾り二十二席、百三十鉢を展示。季節を迎えて咲き誇る山野草と可憐な小品盆栽が愛好家を堪能させる。
  会場では来場者の質問や相談にベテラン会員が気軽に応じ、株分けや挿し木、実生などでふやした余剰苗を即売するコーナーも。市民の来場を呼びかけている。
  十七日は午前十時から午後五時まで、十八日は午前九時から午後四時まで。
  入会希望も受け付けており、詳細は会場受付で問い合わせを。
【写真はヒメフウロとタツナミソウ】

■100万人のキャンドルナイトinなばり  
 ろうそくのあかりのなかで音楽演奏などを楽しむ「100万人のキャンドルナイトinなばり」が十八日、名張市赤目町長坂の赤目四十八滝キャンプ場で催される。市民公益活動実践事業。
  二十一日の夏至にあわせ、電気を消してろうそくをともすことで環境や省エネを考えようという全国規模の市民運動で、初めて開催された二〇〇三年には呼びかけに応えて五百万人(環境省発表)が参加、東京タワーをはじめとするライトダウン施設は全国で二千三百か所にのぼったという。
  以後、全国各地でさまざまな団体が開催しており、今回の催しは赤目地区で梅林の再生に取り組む「なばり赤目・梅の会」が主催。市観光協会、赤目観光協会、赤目四十八滝保勝会、赤目長坂地区が協力する。
  午後六時半に始まり、ろうそくと松明のあかりによる幻想的な雰囲気のなか、市民を中心としたアマチュア演奏家が尺八、オカリナ、篠笛、アフリカの太鼓などを演奏する。会場脇の滝川に飛びかうホタル見物もある。
 参加費は百円(ロウソク代)。問い合わせは同会の深山さん(電話0595・66・0678)へ。

 伊賀市四十九町の三重県伊賀庁舎では、環境省の「CO2削減ライトダウンキャンペーン」に連携している「100万人のキャンドルナイト」に賛同し、二十一日午後八時から十時まで庁舎の照明を消すことにしている。



●消防設備士試験
 デパートやホテル、工場などの建物で、面積や収容人員などに応じて必要なスプリンクラー設備、自動火災報知設備などの消防用設備の工事、整備などを行うための資格を得る。試験は八月十九日▽乙種第五・六類=午前▽甲種第四類、乙種第一・二・三類=午後、二十日▽乙種第四・七類=午前▽甲種特類、第一・二・三・五類=午後、高田短期大学(津市)で。願書は二十二日から七月四日まで、消防試験研究センター三重県支部(県津庁舎、電話059・226・8930)で受け付ける。願書交付は消防本部予防課(栄町)で。問い合わせは同課(電話0595・63・1412)へ。

●下水道排水設備工事責任技術者試験
 十一月十四日午後一時からメッセウイング・みえ(津市北河路町)で。受験講習は十月十八日午前九時半から午後四時まで同所で。申し込み期間は六月二十六日から七月七日まで。申請書は、中央浄化センター(蔵持町里)内下水道維持管理室、市役所四階下水道総務室で配付している。問い合わせは下水道維持管理室(電話0595・63・7102)へ。
 

 ■■6月16日(金) ■■

 
■市民文化オンステージ
 名張市社会教育振興会と市教育委員会が主催する「市民文化オンステージ二〇〇六」の参加団体募集が十五日に始まった。さまざまな文化活動に取り組む市民を対象に、「青少年センターの舞台で練習の成果を発表しませんか」と呼びかけている。
▽日程=十月十五日午前十時〜午後五時
▽会場=青少年センター(松崎町)
▽参加資格=名張市内在住または在勤の人で、舞台上で発表するにふさわしい文化活動(演奏・演技など)に取り組んでいる団体。
▽注意事項=同一の指導者が複数の団体を指導している場合は、二団体までの申請に制限される。生演奏以外で出演する場合は、市販のCDまたはカセットテープの提出が可能な曲を選択する(厳守)。
▽募集団体数=二人以上の人で構成され、常時活動(練習)をしている団体五十組。希望者多数の場合は抽選で決定する。
▽出演時間=出入りを含めて八分以内。
▽参加費=一団体三千円
▽応募方法=申し込み書に必要事項を記入し、名張市青少年センター事務局へ直接、実務担当者が提出する。申し込み書は同センターと市教育委員会で配付している。
▽受付期間=六月十五日から三十日までの午前八時半〜午後五時(十九日と二十六日は休館)
▽問い合わせ先=市青少年センター(電話0595・64・3478)

■山野草・ウチョウラン展 
 「家庭や町に花と緑を」を合言葉に活動する名張花みどり会(北森宣男会長)の「初夏の山野草・ウチョウラン展」は十七、十八両日、名張市瀬古口公民館で催される。
 会員が丹精こめて育てた作品を展示し、季節の山野草が涼を呼ぶ。実技指導と各種相談のコーナーも開設。チャリティ即売も行う。入場者には抽選で山野草をプレゼント。
 初日は午前十時から午後五時まで、二日目は午前九時から午後四時まで。

■「家族の絆」テーマに講演
 名張モラロジー事務所・女性クラブは二十四日、名張産業振興センター・アスピア一階で「ニューモラル講演会」を催す。名張市と市教育委員会、市PTA連合会が後援。
 モラロジー研究所の社会教育講師・熊本月子さんが「家族の絆〜親の願い、子の思い」と題して話す。午後二時から四時まで。無料。託児を受け付ける。
 問い合わせは同事務所(松崎町、電話0595・64・2085/担当・井藤さん=63・7122)へ。



●美術セミナー
 二十四日午後一時半から三時半まで名張公民館で。開場は同一時。津市の県立美術館で開催中の「ウィーン美術アカデミー名品展」をテーマに、同美術館学芸員の生田ゆきさんが見どころなどを紹介する。参加無料。問い合わせは市文化振興室(電話0595・63・7897)へ。

●民踊講習会
 七月一日午後一時から四時まで名張市総合体育館で。対象は市内在住、在勤の人。内容は「にっぽんチャチャチャ」、名張夏祭りで踊る「名張バリバリ」「木山音頭」など。軽装で参加し、体育館シューズを持参。参加無料。主管は名張民踊研究会。申し込みは二十七日までに同体育館内スポーツ振興室(電話0595・63・5339、ファクス63・5449)へ。ファクスでも申し込める。

●第四回写真展 
 「名張・写真を楽しむ会」(宮崎欽二代表)が二日から二十七日まで奈良県宇陀市室生区向渕の室生アートハウス(電話0745・92・2777)で開催。会員十八人が風景を中心に近作二点ずつ、計三十六点を出展。午前九時から午後七時まで。定休は水・木曜。