■■ 8月26日(土) ■■

 

■三枝成彰・羽田健太郎さんで合併二周年記念のコンサート
 伊賀市の合併二周年を記念した宝くじオータム・コンサート「三枝成彰・羽田健太郎のおしゃべり音楽館」は十月九日、同市文化会館で催される。同市と市教委、県などが主催し、ジャンボ宝くじの売上金から助成を受けて通常のほぼ半額の料金で開催する。
  出演は、司会・指揮が三枝成彰さん、指揮・ピアノが羽田健太郎さん、歌が塩田美奈子さん、演奏が東京ニューシティ管弦楽団。
  第一部は演奏のあいまに音楽や仕事のエピソードなどのトークが入り、第二部は「ポップスの魅力」講座など。演奏曲目は「明日に架ける橋」「踊り明かそう」「メモリー」など。
  午後五時半開場、六時開演。全席指定で、入場料は大人二千五百円(当日三千円)、高校生以下千五百円(同二千円)。未就学児は入場できない。
  入場券前売所は伊賀市文化会館、ふるさと会館いが、青山ホール、あやま文化センター、サワノ楽器店、ジャスコ伊賀上野店、伊賀上野ケーブルテレビ、JAいがほくぶ旅行センター、岡森書店白鳳店、ブックスアルデ近鉄店、チケットぴあ、ローソンチケット。
  チケットの問い合わせは同会館(電話0595・24・7015)、問い合わせは同市役所本庁文化国際課(電話0595・22・9624)へ。

■伊賀越仇討ちで講談とウォーク
 伊賀・夢・街道づくり協議会(中川甫会長)と県は十月一日に催す「道中講談 鍵屋ノ辻」の参加者を募っている。地域の歴史や文化を再発見する街道ウォークの第六弾。
  江戸時代初期、渡辺数馬が荒木又右衛門の助けを得て父のかたきを討った伊賀越の仇討ちにゆかりの地を歩き、旭堂南青さんによる講談を聴く。
  午後一時、伊賀市寺町の萬福寺に集合し、旧崇廣堂、鍵屋辻などをめぐるウォークと古典と新作の講談を楽しむ。解散は四時ごろ。
  参加費千円。定員百人。申し込みは往復はがきで、代表者の住所、氏名、電話番号と参加者全員の氏名、年齢を明記して、同会事務局(〒518‐8533 伊賀市四十九町二八〇二 伊賀県民センター内、電話0595・24・8137)へ。一枚につき四人まで。締切は九月七日。申し込み多数の場合は抽選。

■金メダリスト迎え柔道教室
 名張市柔道協会は九月三日、武道交流館いきいきで「金メダリストと柔道しよう!」を催す。アトランタ五輪で金メダルに輝いた中村兼三選手を迎える。文部科学省と日本体育協会の「子供の体力向上キャンペーン」、スポーツ選手ふれあい指導事業柔道教室。
  午後二時に開会し、二十分から講話、三時から実技指導、四時四十分から閉会行事。対象は市内の小学生から中学生まで。柔道未経験者も歓迎する。参加者は柔道着を持参。貸し出しも行う。
  申し込みは所定の用紙に記入し、市総合体育館内スポーツ振興室(電話0595・63・5339、ファクス63・5449)へ提出。ファクスでも受け付ける。締切は三十日。








 ■■ 8月22日(火) ■■

 

■9月から家庭教育セミナー
 名張市教育委員会は九月に開講する家庭教育セミナー「みつめてみよう! 私の子育て」の参加者を募っている。
  子どもの生活習慣が大きく変化し、学習意欲や体力、気力の低下の要因のひとつとも見られることから、「早寝早起き朝ご飯」全国協議会による国民運動などが展開されているが、講座では家庭教育の重要性を見直し、地域一体で子育てにとりくむ道を探る。
  講座は来年二月まで連続六回、のべ十二時間程度。講師は岡田まり子さん(津家庭教育研究会講師、主任児童委員)。協力スタッフは名張地区明るい社会づくり家庭教育部会、市主任児童委員部会。
  対象は市内在住・在学・在勤で子育て中の人、子育て支援にかかわる人。定員三十人。受講無料。
  申し込みは、往復はがきに住所、名前、年齢、性別、電話番号、市外の人は学校名または勤務先と、簡単な応募動機を書いて市教委家庭教育セミナー係(〒518‐0492、鴻之台一‐一、電話0595・63・7892)へ。締切は三十一日(消印有効)。申し込み多数の場合は抽選。
  内容は次のとおり。会場は市役所会議室、第五回のみ名張武道交流館いきいき。時間は午前十時から正午まで。
  ▽第一回「すなおな心と豊かな感性を育てよう│愛の充電・スキンシップ」九月十二日
  ▽第二回「なぜわが子が親に歯向かうのか│反抗期(第一、題二、第三反抗期)」十月十日
  ▽第三回「子どもが挫折する親のタイプ│親の反省と違ったふれあい」十一月九日
  ▽第四回「子どもの引っ込み思案は何が原因か│過剰保護、過剰期待、過剰干渉」十二月七日
  ▽第五回「学習意欲を育てよう│ほめ方、叱り方、脳はすべての司令塔(テレビゲーム、携帯メールが脳を壊す)」一月十六日
  ▽第六回「兄弟げんかと親の対応│一人ひとり求める愛情をキャッチし、善悪をしつける」二月八日


●チェンバロと講談の音楽絵巻−「名張藤堂家・高吉公一代記」
 チェンバロと講談による「音楽絵巻 名張藤堂家・高吉公一代記」が十月二十九日、名張市青少年センターで催される。市社会教育振興会と市教育委員会が同センター自主事業として主催し、県文化振興事業団が助成、低料金の舞台を提供する。
  第一部は中野振一郎さんの「チェンバロとバロック音楽の楽しみ」。中野さんは一九六四年、京都生まれ。桐朋学園音楽学部の演奏学科(古楽器専攻)を卒業し、日本を代表するチェンバリストとして活躍している。
  演奏曲目は、ガルッピ「アンダンテ」、ラモー「鳥たちのさえずり」、ロワイエ「スキタイ人の行進」、バッハ「管弦楽組曲第三番ニ長調よりアリア」「ブランデンブルク協奏曲第五番ニ長調より第一楽章」。
  第二部は旭堂南左衛門さんの講談「名張藤堂家・高吉公一代記」。藤堂高吉は丸之内に居館が残る名張藤堂家の初代。天正七年(一五七九)、丹羽長秀の三男に生まれ、藤堂高虎の養子となった。文禄・慶長の役や関ヶ原の戦いで武功をあげたが、高虎に実子・高次が生まれ、家督を継いだため家臣格に甘んじることとなり、寛永十三年(一六三六)、伊予から名張に移住。名張藤堂家の祖として名張のまちの発展の基礎を築いた。寛文十年(一六七〇)、九十二歳で死去。
  旭堂南左衛門さんは一九五四年、兵庫県生まれ。旭堂南陵さんに入門し、八七年に真打昇進。演劇や映画にも出演し、関西芸能界屈指の逸材として活躍している。
  午後一時開場、二時開演。前売り券は一般千五百円、高校生以下八百円(当日は各二百円増)。問い合わせは同センター(電話0595・64・3478)へ。