■■ 4月5日(日) ■■

 
■宇流富志禰神社春祭り・能面展示やもちまきも
名張市平尾、宇流冨志禰(うるふしね)神社で19日、春の例大祭が営まれる。
午前10時から伊賀まちかど博物館の能面展示、同11時と午後2時から南町獅子神楽保存会の獅子舞演舞=写真、午前11時30分から名張金剛会の謡奉納、午後2時40分からもちまきが行われる。
祭典終了後、名張酒造組合協賛のきき酒コーナー、茶華道会と敬神婦人会のお抹茶・ぜんざい・うどん、れもんぐらすの手づくりパンも。午後3時まで。


平成21年度記帳相談、記帳代行のお知らせ
当所では、個人で新しく事業を始める方や、青色申告をされている方を対象に記帳相談・記帳代行を行っております。
▽記帳指導=毎日の記帳方法から、決算の仕方など記帳や税務についてご相談を伺います。
▽記帳代行=記帳をする時間がなかなかとれない方のために、記帳、決算申告を代行します。
ぜひお気軽にお問い合わせください。(電話63・0080)
【名張商工会議所/電話0595・63・0080】

 ■■ 4月4日(土) ■■

 
■サイエンスの手法で独自の世界
 陶芸家の小牧昭夫さんが初個展
名張市新田の堤側庵ギャラリーで陶芸の個展を開いた小牧昭夫さん(桔梗が丘五番町)。民間企業で研究開発に従事し、陶芸は退職後に始めたというが、手法は企業人として追求したサイエンスの世界に直結。独特の世界観に裏づけされた作品が披露された。二十九日午後には、約30人を前にギャラリートークも行った=写真。
小牧さんは1939年、国画会所属の洋画家・小牧源太郎さんの長男として、京都市に生まれた。少年時代、本阿弥光悦の作品に惹かれたのが、陶芸との最初の接触だったという。京都工芸繊維大学の窯業工芸学科に進んだが、そこは純粋な科学の世界。熱や圧力などの要素を加えれば、土とガラスは基本的に同じものだと学んだ。
高度成長期で、ものづくりが注目を集めていた時代。卒業後は、金属を扱う民間企業に就職した。金属をかぎりなく小さくしてゆくと、ウィルスと同じ状態になることを知り、極小の世界では金属と生物は同じであるとの認識に至った。事実、生物のように慈しむことで、潜在している金属の力を引き出すことができたという。
粘土という素材へのアプローチも、類のない独自さ。「泥」と「乾」の二極のあいだで、創作がつづく。乾の手法では、粘土のかたまりの内部を拳でくりぬき、乾燥にともなう自然なひび割れを生かしながら、完成に近づけてゆく。発想を理論で肉づけし、実験を重ねて自分だけの世界を追求する姿勢には、サイエンティストの姿が重なる。2000年に作陶を開始し、02年、自宅に「ZERO-T」工房を開設。今回の個展では抹茶茶碗も展示され、トークの参加者には旺盛な実験精神から生み出された茶碗で抹茶がふるまわれた。

■建築職人の心意気を全国発信
 
リフォーム集団を率いる桐村正造さん
職人の心意気を全国に発信したい・・。住まいのリフォームや外壁塗装を手がける職人集団の代表、桐村正造さん(名張市つつじが丘南八番町、六十四歳)=写真中央。地域の建築職人によるリフォームを復興させようと、全国に呼びかけている。
創業当初、職人だけの集団では仕事がなかなか受注できず、大手企業の下請けを手がけた。「いまだから話せますが、まともな仕事ができる金額で受注したことは一度もありませんでした。職人として満足のゆく仕事をすると、かならず赤字になりました」
大企業の利益のために奉仕するよりは、ほんものの職人仕事を直接、住む人に提供したい、と方針を転換し、「思うように仕事がないときでも、いい仕事をしていれば、いつか認められる日が来ると信じて、やってきました」という。
創業から十数年が経過し、職人として、さらに職人集団として培ってきた経験、実績、自身に裏づけられたリフォームは、「安い料金で、期待以上に満足できる仕上がり」として地域に根づいた。「職人の基本は、初心を忘れず、ていねいな仕事を最後までやり通すこと。この心意気を全国の職人さんと共有したいと思っています」と桐村さん。10人あまりの職人を率いて、リフォーム復興運動の先頭に立っている。

■11日から「いけばな展と呈茶」
名張茶華道会の「いけばな展と呈茶」は11、12両日、名張産業振興センターアスピアで催される。名張文化協会が後援。
出展は、小原流、京都未生流、啓心流、嵯峨御流、未生流、未生流中山文甫会、草月流。午前10時から午後4時まで。

■宅建協会名張支部が桜を植樹
三重県宅地建物取引業協会名張支部(菅尾悟支部長)は十日、名張市内二か所で桜の苗木を記念植樹する。
同支部は昭和四十六年、初の「不動産フェア」を開催。平成十九年には「ふれあい宅建フェスタ」と名称を変更したが、毎年、定期開催をつづけている。この催しにあわせ、地域社会への貢献を目的に、市内の公共用地に桜の苗木を植樹。昨年三月までに千三百七十本を植えてきた。
今年は午前十時三十分から富貴ヶ丘ふれあい広場、午後一時から滝之原の赤岩尾神社で植樹が行われる。

■市民広報特派員10日まで募集中
名張市は市の広報づくりに協力する市民広報特派員を募集している。
対象は、市内在住の20歳以上の人。会議に出席して掲載内容やレイアウトの問題点などを報告、取材協力なども行う。任期は委嘱の日(5月)から来年3月31日まで。5人を募集する。応募多数の場合は、地区などを考慮して選考する。
申し込みは、任意の用紙に「市民広報特派員希望」と書き、住所、氏名、年齢、性別、職業、電話番号、応募理由、「広報なばり」の掲載内容やレイアウトなどについての問題点と改善点を書いて、広報対話室(〒518-0492、鴻之台1-1)へ。電子メール(pr@city.nabari.mie.jp)、ファクス(0595・61・0815)でも受け付ける。締切は10日。問い合わせは同室(電話0595・63・7402)へ。


●結の桜まつり 10日から12日まで名張市赤目町長坂の「古民家ルネサンス 結(ゆい)」で。内容は、自然素材の手づくり作品展、結の囲炉裏料理、手づくりパンの販売(11、12日)、朝採り農作物の販売、万華鏡づくり(予約が必要)、フリーマーケット他。予約、問い合わせは結(電話0595・63・3790、ホームページhttp://yui.typepad.jp/)へ。木・金曜定休。
●玉村阿砂教室作品展 16日から20日まで名張市桔梗が丘二番町、ギャラリー知(名張ハウス二階、電話0595・65・5163)で。日本画と墨彩画を屏風、軸、額、色紙で展示。午前10時から午後5時(最終日は4時)まで。出品者は玉村阿砂、池田和子、石田正子、白坂史、中井景子、中村睦子、古川八重のみなさん。
● 学校体育施設利用団体募集 開放施設は名張市内の▽体育館(小学校17、中学校5)▽格技場(中学校5)▽運動場(小学校17)▽夜間照明施設(名張・比奈知・美旗・箕曲・赤目・つつじが丘小)。開放期間は6月1日から来年5月31日まで。応募資格は、市内に在住・在勤、在学の五人以上の団体(代表者は20歳以上)で、スポーツ安全保険に加入していることが必要。締切は15日。問い合わせはスポーツ振興室(電話0595・63・5339)へ。


平成21年度記帳相談、記帳代行のお知らせ
当所では、個人で新しく事業を始める方や、青色申告をされている方を対象に記帳相談・記帳代行を行っております。
▽記帳指導=毎日の記帳方法から、決算の仕方など記帳や税務についてご相談を伺います。
▽記帳代行=記帳をする時間がなかなかとれない方のために、記帳、決算申告を代行します。
ぜひお気軽にお問い合わせください。(電話63・0080)
本日の行事
▼4月8日(水)▽青年部役員会=午後7時30分から当所4階会議室Cで
▼4月11日(土)▽運輸部会交通安全パレード=当所午前9時30分集合【名張商工会議所/電話0595・63・0080】