■■ 11月28日(■■

 

■名張高校卒業生が古希の記念植樹
2016年に開校百周年を迎える県立名張高校(東町)でこのほど、卒業生が梅と桜の記念植樹を行った。
昭和30年に同校を卒業した人たちでつくる「名高三十年会」(代表幹事=竹之矢宏さん)が、七十歳の古希を迎えたのを記念して企画した。
校庭に集まった会員有志がスコップをふるい、白梅とソメイヨシノを一本ずつ植樹、大きく育てと願いをこめた=写真。

■遺作上映や菊水丸さんのトークも 12月13日に田中徳三さんの映画祭
 大映の人気シリーズを手がけた映画監督で、2007年12月に亡くなった田中徳三さんをしのぶ「田中徳三映画祭2009」が12月13日、名張市青少年センターで催される。遺作となった「田中徳三監督 少年河内音頭取り物語」を上映し、同作品を企画した新聞詠み河内音頭家元の河内家菊水丸さんも駆けつける。
 田中さんは大阪出身で、晩年の約17年間を名張市で過ごした。市民との交流も生まれ、06年には有志が実行委員会を組織して初の「田中徳三映画祭」を開催。勝新太郎と田宮二郎の名コンビによる「悪名」など、田中監督の作品に親しむ場を市民に提供した。
 二回目となる映画祭では、田中監督の「田中徳三監督 少年河内音頭取り物語」が市内で初めて公開される。吉本興業の所属芸人百人が短編映画を監督するという企画の一作で、監督を手がけることになった菊水丸さんが、大ファンだった田中さんの監督で自身の少年時代を映画化したいと発案、田中さんから快諾を得た。
 映画は一昨年秋に完成し、大阪で公開されたが、田中さんはそれからまもなく死去。市内での上映を待ち望む市民もあった。
 映画祭では、「悪名」の世界を歌うアコースティックデュオ「夜な夜な」のライブ、第一作につづいて田中さんがメガホンを取った「続・悪名」の上映もある。菊水丸さんはトークで「少年河内音頭取り物語」の撮影秘話を披露。同作品のメイキングも上映される。
 正午に開場し、午後一時から六時まで。入場料は前売り二千円、当日二千五百円。チケットはブックスアルデ名張本店・近鉄店、ネクストワン名張本店、前田文具夏見店、テクノ鴻之台店、市青少年センターで扱っている。
問い合わせは市青少年センター(電話0595・64・3478)へ。

■アートとクラフトが大集合 12月5・6日にイガデハク
 アートとクラフトなどのクリエーターが展示販売や実演、仲間づくりを進める「イガデハク=伊賀でデザイン博」が十二月五、六両日、伊賀市ゆめが丘一丁目の県立ゆめドームうえので催される。主催はイガデハク実行委員会。後援は県、伊賀市、名張市教育委員会、伊賀まちかど博物館推進委員会。
 今年で七回目を迎え、県内外から百十人が参加。陶器、布、木工、紙、ガラス、絵画、園芸など、五千三百点の多彩な作品が集合する。
 作品も楽しめるクラフトカフェ、100%伊賀産小麦のたこ焼き、保存料や添加物を使用していない手づくりケーキなど、食関連の出展も充実。さまざまな体験を楽しめる作品ブースも多いという。
 初日は午前十一時から午後五時まで、二日目は午前十時から午後四時まで。
問い合わせはイガデハク実行委員会・えこころ倶楽部(電話080・6919・8863、ファクス0595・52・3845、電子メールinfo@de-haku.net、ホームページhttp://www.de-haku.net/)へ。

■佐山絵美・舞香さん姉妹でピアノデュオ 29日、青山ホールで
 佐山絵美さん・舞香さんの姉妹によるピアノデュオリサイタル「新世紀コンサート2009」が二十九日、伊賀市阿保の青山ホールで催される。国内外で活躍する伊賀地域出身の若手演奏家がステージに立つ市文化都市協会の主催事業。
 絵美さんは、武蔵野音大・大学院からドイツ国立ブレーメン芸大へ進み、最優秀で卒業。ポーランド国立クラクフ室内管弦楽団と共演するなど、日本、ドイツ、オーストリアで演奏。舞香さんは、同志社女子大を経て滋賀大学大学院を修了。各地でソロと室内楽の演奏活動をつづけるかたわら、定期的に渡欧して数多くの演奏会に出演している。
 絵美さんは留学先で打楽器の音色に魅了され、打楽器奏者の学友との共演を果たしたというが、リサイタルにはドイツで共演したヨハネス・フォン・ビュトラーさん(ドイツ)とソンヒョ・イムさん(韓国)も駆けつけ、ピアノと打楽器のステージを披露する。
 演奏曲目はシャブリエ「狂詩曲『スペイン』」、ラヴェル「マ・メール・ロワ」、バルトーク「二台のピアノと打楽器のためのソナタ」など。
午後一時三十分開場、二時開演。一般千円。問い合わせは同協会(電話協会0595・22・0511)へ。

■ライブもまじえてふれ愛コンサート
 名張市の第61回人権週間記念行事「ふれ愛コンサート」は12月6日、市青少年センターで催される。
 第一部は午後1時30分から、人権作品入選者の表彰式と人権作文の朗読発表。第二部は2時30分に始まり、「寿(kotobuki)」のライブコンサート「うたえ!おどれ!命(ぬち)どぅ宝!」と「がじまるの会」によるエイサーの紹介がある。
 定員六百人。参加無料。申し込み不要。開場は午後1時。終了は4時20分。
託児の希望は11月30日までに市役所人権・男女共同参画推進室人権啓発担当(電話0595・63・7909)へ問い合わせを。

■レインボークラブ音楽などで交流会
 名張市美旗中村の名張育成園内、ひびき・レインボークラブで12月12日、地域交流会「あったか冬の贈り物」が催される。
 地域住民やボランティア、施設利用者、家族などが参加して交流を深め、地域の人たちに施設を知ってもらう機会とする。
 ティーコーナーでは、ケーキを200円、クッキーを100円で販売し、ドリンクは無料。音楽グループ「ピュアソウル」、影絵組「たこの足」、ひびき「オレンジヴォイス」の出演もある。
 体験コーナーでは、リースづくり、こけ玉づくりが楽しめ、ともに三百円。クッキーを買うと子供向けのクッキーデコレーションに自由に参加できる。シクラメンなどの花苗や手づくり品を販売し、ビンゴゲームなども。
午後1時30分から4時まで。問い合わせは、ひびき(電話0595・67・4177)へ。


社労士会セミナーにいざ出陣!
 職場のトラブルを未然に防ぐ、就業規則作成・見直しのポイントをわかりやすく解説。不況に負けない「いきいき職場」づくりを、社会保険労務士がサポートします。セミナーも相談会もすべて無料です。
 中小企業のための就業規則講座〜不況に負けない「いきいき職場」をつくる就業規則〜
 ▽日時=12月4日(金)午後1時30分〜3時30分
 ▽会場=名張商工会議所四階会議室D
 ▽共催=名張商工会議所中小企業相談所、三重県社会保険労務士会
名張商工会議所/電話63・0080




 ■■ 11月21日(■■

 

■開高賞の中村安希さん迎え県立図書館が12月に講演会
 三重県立図書館は十二月二十日、第七回開高健ノンフィクション賞を受賞した中村安希さん=写真=の講演会「世界を歩くユーラシア・アフリカ大陸の旅」を津市一身田上津部田、県総合文化センターで催す。
 中村さんは京都府に生まれ、三重県で育った。県立津高校、カリフォルニア大学アーバイン校を卒業。日米で三年間の社会人生活を送ったあと、ユーラシア・アフリカ大陸へ旅行。四十七か国をめぐり、昨年帰国。写真展、講演会を行い、世界各地の生活や衛生環境を取材している。開高賞受賞作『インパラの朝 ユーラシア・アフリカ大陸684日』は集英社から出版された。
講演会は午後一時三十分から。定員百人。参加無料。申し込みはファクス、電子メール、はがきで、名前、連絡先(住所、電話番号)、希望人数(五名まで)を記入し、県立図書館(〒514‐0061、津市一身田上津部田一二三四、電話059・233・1181、ファクス059・233・1191、電子メールmie-lib@milai.pref.mie.jp=件名は「講演会参加申込」)へ。同館カウンターでも受け付ける。締切は十二月十三日。

■ずらり50人出品手づくり作家展
 十一回目を迎えた「伊賀の手づくり作家展」が二十八、二十九両日、名張産業振興センターアスピア一階を主会場に催される。共催会場は藤堂邸、大為、やなせ宿(二十八日のみ)。名張シンクスが主催する。
 伊賀地域でものづくりに励んでいる五十作家が出展し、押花、園芸、古木・流木・竹細工、とんぼ玉ステンドグラス等ガラス細工、草木染め、手織り、古布リメイク、着物、手編み、組紐、欧風刺繍、各種人形、陶芸、和紙ちぎり絵、油絵、切り絵、和紙ちぎり絵、油絵などが勢揃いする。
 切り絵作家の川瀬洋二さんは、名張の旧市街地を段ボールなどで再現したジオラマを出展。伊賀の伝統工芸、組紐の道具や材料、完成した作品を大量に展示するコーナーも。やなせ宿では二十八日、金剛流師範代の澤隆弘さんと観阿弥研究家の尾本頼彦さんの対談などがある。
 入場無料。午前九時から二十八日は午後五時、二十九日は同四時まで。問い合わせはメガネセンターフジモリ(電話0595・64・1970)へ。詳細は当日の新聞折り込みチラシで紹介される。


「一日公庫(年末特別相談会)」開催のご案内
 日本政策金融公庫・国民生活事業より融資担当者が商工会議所に出張し、融資のご相談を行いますので事業資金(運転資金、設備資金)が必要な方はお気軽にお問い合わせください。
 ▽日時=十一月二十七日午前十一時〜午後三時▽場所=名張産業振興センターアスピア三階名張商工会議所内相談室▽相談方法=個別相談 1日本政策金融公庫融資の借り入れ相談2日本政策金融公庫融資制度について説明を受けたい方(ご相談を希望される方は事前申込が必要です)▽ご用意いただくもの=?税務申告書類一式二期分(個人の方は平成十九・二十年申告書・決算書の控え)?決算後六か月が経っている場合は最近の試算表?見積書(設備資金の場合)
 ご相談を希望される方は十一月二十五日(水)までに名張商工会議所中小企業相談所(電話63・0080)にご連絡ください。
エアロビクスのご案内
 ▽日時=十一月二十一日(土)午後七時三十分〜八時三十分▽場所=名張産業振興センターアスピア▽講師=松山比香里先生▽参加費=五百円/一回・一人▽参加資格=どなたでも参加できます▽服装=自由(動きやすい服装、靴でお越しください)▽持ち物=タオル、飲み物等
名張商工会議所/電話63・0080


 ■■ 11月21日()伊賀版 ■■

 

■開高賞の中村安希さん迎え県立図書館が12月に講演会
三重県立図書館は十二月二十日、第七回開高健ノンフィクション賞を受賞した中村安希さん=写真=の講演会「世界を歩くユーラシア・アフリカ大陸の旅」を津市一身田上津部田、県総合文化センター生涯学習棟二階視聴覚室で催す。
 中村さんは京都府に生まれ、三重県で育った。県立津高校、カリフォルニア大学アーバイン校舞台芸術学部を卒業。日米で三年間の社会人生活を送ったあと、ユーラシア・アフリカ大陸へ旅行。四十七か国をめぐり、昨年帰国。国内外で写真展、講演会を行い、世界各地の生活や衛生環境を取材している。開高賞受賞作『インパラの朝 ユーラシア・アフリカ大陸684日』は今月、集英社から出版された。
講演会は午後一時三十分から。定員百人。参加無料。申し込みはファクス、電子メール、はがきで、名前、連絡先(住所、電話番号)、希望人数(五名まで)を記入し、県立図書館(〒514‐0061、津市一身田上津部田一二三四、電話059・233・1181、ファクス059・233・1191、電子メールmie-lib@milai.pref.mie.jp=件名は「講演会参加申込」)へ。同館カウンターでも受け付ける。締切は十二月十三日。

アートとクラフトが大集合12月5・6日にイガデハク
アートとクラフトなどのクリエーターが展示販売や実演、仲間づくりを進める「イガデハク=伊賀でデザイン博」が十二月五、六両日、伊賀市ゆめが丘一丁目の県立ゆめドームうえので催される。主催はイガデハク実行委員会。後援は県、伊賀市、名張市教育委員会、伊賀まちかど博物館推進委員会。
今年で七回目を迎え、県内外から百十人が参加。陶器、布、木工、紙、ガラス、絵画、園芸など、五千三百点の多彩な作品が集合する。作品も楽しめるクラフトカフェ、一〇〇%伊賀産小麦のたこ焼き、保存料や添加物を使用していない手づくりケーキなど、食関連の出展も充実。さまざまな体験を楽しめる作品ブースも多いという。
初日は午前十一時から午後五時まで、二日目は午前十時から午後四時まで。
問い合わせはイガデハク実行委員会・えこころ倶楽部(電話080・6919・8863、ファクス0595・52・3845、電子メールinfo@de-haku.net、ホームページhttp://www.de-haku.net/)へ。

伊賀ロードレース8部門で参加募集
 第四十二回伊賀地区ロードレース大会は十二月十九日、上野運動公園競技場周回コースで催される。第三回美し国三重市町対抗駅伝大会伊賀市代表選手の選考対象レース。スタートは午前十時。
 部門は▽小学男子五・六年生の部(1.5キロ)▽小学女子五・六年生の部(1.5キロ)▽中学男子の部(3キロ)▽中学女子の部(3キロ)▽高校男子の部(5キロ)▽高校女子の部(3キロ)▽一般男子の部(5キロ)▽一般女子の部(3キロ)。
 参加費は▽小学生二百円▽中学生三百円▽高校生五百円▽一般千円(保険料も含む)。当日、受付時に納入する。表彰は各部門三位まで。
 健康で完走できる人なら誰でも参加できるが、小学生の部は市内在住者に限定。
申し込みは所定の用紙で十二月十日までに教育委員会スポーツ振興課へ。問い合わせは同課(電話0595・22・9680)、または伊賀市陸上競技協会(電話0595・21・6753)へ。