■■ 12月28日(土) ■■

 

■大村神社で「虫食いの鐘」掃除
今年もあとわずか。伊賀市阿保の大村神社(金山修宮司)では23日、神社総代を中心に地域の有志約30人が迎春準備の奉仕作業に汗を流し、新年を待つばかりとなった。
大みそかにつく「虫食いの鐘」の掃除、境内四つの鳥居や社殿などのしめ縄の張り替え、正月にたかれるかがり火の用意などが手際よく進められた。
同神社の初もうでは元日午前零時前後からにぎわい始め、阿保東部区の獅子神楽の奉納も。旧青山町、名張市をはじめ伊賀一円や県外からも参詣がある。参拝者には新酒、甘酒がふるまわれる。元旦祭は午前七時から。
虫食いの鐘はかつての別当寺から伝わるもので、除夜の鐘と同じように31日夜から一日にかけて鳴らされる。正月期間中は、参拝者が一年の幸福を祈って鐘をつくことができる。

■箕曲神社年末神事・山崎さんの奉納も
名張市箕曲中村の箕曲神社(生田茂夫宮司、川合滋総代長)で23日、年末神事の大祓(おおはらえ)と陶芸家の山崎龍芳さんが作陶した湯のみ茶碗の奉納祭が営まれた。
山崎さんの奉納は10年目。紙の箱に入れて200個が奉納され、31日午後11時45分から初詣での参拝客に授与される。
地元高齢者組織の邑雅(ゆうが)会(杉森正和会長)による境内の掃除も行われた。


名張商工会議所女性会エアロビクスのご案内 ▽日時=毎週土曜日(第5土曜除く)午後7時30分〜8時30分 ※12月28日と1月4日は年末年始のためお休みです。新年は1月11日からです。【名張商工会議所/電話0595・63・0080】

納刊のおしらせ
伊和ジャーナルは本日で納刊となります。一年のご愛読ありがとうございました。新年は1月1日と3日に新年号を発行します。【伊和ジャーナル社】


 ■■ 12月21日(土) ■■

 

■近郊の風景を描いた作品も・小林芳郎さんが水彩画個展
名張市東町の水彩画家、小林芳郎さん(78歳)が5日から8日までイオン名張店3階のリバーナホールで個展を開いた。「美を求めて」と題して87点を展示。41歳で初個展を開催して以来、今回が17回目となった。
奈良県出身で、大阪にある美術教科書の出版社に勤務。第一線で活躍する画家に親しく接して刺激を受け、独学で水彩画を始めた。名張市に転居してからは、市美術作家協会の創設に携わり、市美術展覧会の審査委員も務めた。
絵の具ではなく画用紙の白を生かして雪を表現する独自の手法で知られ、今回も法隆寺の夢殿、輪島の朝市などの雪景色を描いた作品が並んだ。
ほかに、名張地区の古い町並み、青蓮寺湖の桜、凍結した赤目滝、雪の夏見廃寺など近郊の風景や、身近な草花を題材にした作品も披露した。
70歳で定年退職し、現在は制作のかたわら、市内の公民館で水彩画と絵手紙の講師を担当。4教室の約120人に絵筆をもつ楽しさを手ほどきし、市水彩画会と名張スケッチクラブの代表も務めている。
個展は一昨年の年末以来2年ぶり。チャリティ展とし、収益の一部は市の教育や福祉に役立てているが、今回は市内小・中学校の美術教育用図書を購入する費用にあてられる。
【写真は名張地区の風景を描いた作品と小林さん=リバーナホールで】

■名張市仏教会が歳末助け合い・社会福祉協などに133万円
名張市仏教会(柴田篤彦会長)は13日、恒例の歳末助け合い募金で寄せられた浄財を名張市に寄付した。
同会に加盟する寺院がそれぞれ檀信徒に寄付を呼びかけ、市内37か寺から1,331,327円が寄せられた。この日は同会と同会評議会(亀本和丈会長)から六人が市役所を訪れ、亀井利克市長に寄付金を手渡した=写真上。
寄付の内訳は、市社会福祉協議会に1,031,327円、市危機管理室に30万円。同管理室への寄付は9年目となり、270万円が積み立てられた。市内で大きな自然災害が発生した場合、被災者救援などに役立てられる。
同会の歳末助け合い募金は1975年に始まり、中断ののち90年に再開された。
蓮花寺で成道会
名張市仏教会と同会評議員会は8日、市内大屋戸の蓮花寺で、釈迦(しゃか)が悟りを開いた日を記念する「成道会(じょうどうえ)」を営んだ。
本堂に僧侶10人、評議員20人あまりが集まり、歳末助け合い募金で寄せられた浄財を供えて法要を行った=写真下。

■シンフォニック47回定期演奏会
伊賀シンフォニックアカデミー吹奏楽団(山本順仁代表)の第47回定期演奏会は21日午後7時から名張市のアドバンスコープADSホール、22日同2時から伊賀市文化会館さまざまホールで催される。
同団は1966年、県内初の市民バンドとして誕生。現メンバーは18歳から60代まで50人あまり。年1回の定期演奏会のほか学校や地域での演奏会もつづけている。
プログラムは3部構成。第1部「アニバーサリーステージ」ではヴェルディ、ワーグナーの作品など、第2部「心に響くうた」では「東京オリンピックマーチ」「川の流れのように」ほかを演奏。第3部は「ニューサウンズインアカデミー」として岩井直溥作品集、「アメリカンシンフォニー」、汽車の歌メドレーなどを披露する。指揮は菅生和光さんと田森元治さん。友情出演はコーラスグループサラダ。
入場料は一般1000円、高校生以下500円。

■投稿 降り注ぐ神の祝福に感謝して
大阪のホームレス支援にこれほどまでに大きい反響があったことに、われながら驚いています。
11月23日は伊賀市で、24日は名張市で寄せられた衣類や毛布はとても多く、お米はなんと30キロ袋で30個あまりもいただきました。
大阪のホームレスへ25、26、27の3日がかりで運ぶことにしましたが、天理から松原まで20分で行けるところが、舗装工事のせいで2時間もかかるノロノロ運転でした。
27日、車に思い切り詰め込んだ荷物をすべて片付け、大阪から帰ってきたところ、ちょうど電話が鳴りました。
「あんたの家知ってるから、今からお米持って行くよ」
「はい、お待ちしています」
そんなやりとりがあって、寝転んでうとうとしていたら、電話の主の男性が来てくれました。
届けてくれたのは、玄米を30キロ袋で5袋。私の車に積み込んでくださったので、さっそくコイン精米所に走りました。
そして11月30日、田中青果さんでいただいたバナナ30箱とともに、また大阪へ向かいました。
神が豊かな祝福をしてくださっているとき、私には黙って従うしか道がないのです。
【今後の予定】
▽12月28日(土)・来年1月25日(土)=北伊勢上野信用金庫みなみ支所前(伊賀市上野茅町)
▽12月29日(日)・来年1月26日(土)=木屋町公園(名張市木屋町、イオン名張店駐車場北側)
時間はいずれも午前8時から午後3時までです。厳寒の時期を迎えて、毛布、ジャンパー、セーター、お米(古米、玄米も)と温かいカンパをお願いします。

■医師の田中一さんが講演会「免疫力を高めて健康人生」
伊賀市種生の青山ハーモニー・フォレストで21日、健康講演会が催され、医師の田中一さんが「みんなで健康人生を体得しよう」と題して話す。
田中さんは、きのくに漢方クリニック(和歌山市)院長。薬の処方を最小限にとどめ、食事療法と漢方医療、心の養生を柱に、免疫力を自然な方法で高めることによって病気の克服を実践している。元赤目養生所所長。
講演では、食事や日常生活で免疫力を高めて健康に生きる方法を考える。
午後4時から5時30分まで。会費500円。申し込みは、土の香市場・ハラペコあおむし(名張市上小波田、電話0595・67・0155)へ。
店舗移転のお知らせ
自然食品店ハラペコあおむしは、現在地での営業を29日で終了し、1月10日からは現在地から徒歩3分の元ウエストスポーツ駐車場の仮設店舗で営業する。


●教育フォーラムin Nabari2013 21日、名張市百合が丘西5番町の教育センターで。 午前9時から午後3時までは式典と講演会で、赤目中学校吹奏楽部の発表、桔梗が丘小学校と百合が丘小学校の教育実践発表、市観光大使の桂三弥さんによる講演「笑顔は一番の健康」など。午前10時から午後3時まで体験・展示コーナーも。
●読書会 25日午後2時から4時まで名張市丸之内の市総合福祉センターふれあい2階ボランティアルームで。テキストは崎谷博征さんの『「原始人食」が病気を治す』(マキノ出版)。崎谷さんは医学博士、社団法人パレオ協会理事、みどりの杜城南クリニック(熊本市)院長、難病患者の在宅医療を中心に活動し、無肥料無農薬草食放牧家畜運動を展開している。主催は、食事と発達障害を考える会(電話・ファクス0595・64・0619)。


【消費税転嫁対策セミナー】「消費増税に備える、@申告時の留意点、A強い財務体質・資金計画の作り方」
▽日時=平成26年1月10日(金)午後1時30分〜4時
▽会場=名張産業振興センター(アスピア)4階会議室D
▽講師=@上野税務署個人課税第一部門統括国税調査官・三浦茂弘氏A株式会社百五経済研究所経営コンサルティング部主任研究員・中村哲也氏
▽定員=30人(申し込み順)
▽参加費=無料
▽セミナー内容=@午後1時30分〜2時…消費税率引き上げに伴う税務上の留意点A2時〜4時…決算書の読み方・分析手法について、損益分岐点と採算の見分け方について、円滑な資金繰りと資金計画の考え方について
▽お問い合わせ・お申し込み先=名張商工会議所中小企業相談所(電話0595・63・0080)
「伊賀の農商工連携実践セミナー2014」〜伊賀いな出会いで伊賀いな展開に〜
本セミナーは伊賀産農産物になどを活かした商品開発や販路開拓に取り組む農業者、食品加工・販売事業者、飲食事業者等による異業種交流や地域内連携を促進するため、加工素材に関する研究成果発表と実践活動PR、並びにビジネスマッチングの場として、伊賀管内の商工団体と行政、支援機関、JAなどとの共催で開催します。
今回は、農商工連携による事業実践についての講演と、前回に引き続き三重県工業研究所から加工素材に関する研究成果や取組事例等の情報提供、さらには、それら素材を使った試作品、並びに参加者が持ち寄った生産物、加工品等の展示・試食、参加事業者間の交流会等により、新たな事業展開の創出を目指します。
分野を超えた多くの皆様にぜひご参加いただき、地域経済の活性化につながる新たな実践へのきっかけとしていただければ幸いです。
▽開催日時=平成26年1月24日(金)午後2時〜5時
▽会場=ヒルホテルサンピア伊賀3階伊賀の間
▽内容=@基調講演…「個性を活かすマーケティングプロモーション」株式会社グローバルグロー・イマジン代表取締役・澤ナカバ氏A研究成果・実践報告…地域産品の利活用推進の取組について(研究成果等の情報提供)、実践事業者からのPR等(希望参加者からPR)B参加者交流会…加工素材、試作品等の展示・試食提供等による実践PR、情報交換C個別相談※併行して適宜実施…三重県工業研究所、三重県産業支援センター、三重県農林水産支援センターによる個別相談
▽参加費=無料
▽素材、試作品、PR資料等の出展=農産物、農産物加工品(試作品・試食品を含む)、及びPR資料(パンフレット、チラシ、写真等)、配布用サンプル等がありましたらぜひご持参ください。(展示スペースは会議机の半分程度です)なお、当日のご来場のみでもぜひご参加ください。少しでも多くの皆様が農商工連携による新たな取組をご検討いただければ幸いです。
▽参加申込み=参加を希望される方は1月14日(火)までに、名張商工会議所(電話0595・63・0080)までご連絡ください。折り返し申込用紙をお送りさせていただきます。
名張商工会議所女性会エアロビクスのご案内
▽日時=毎週土曜日(第5土曜除く)午後7時30分〜8時30分
▽場所=名張産業振興センターアスピア
▽講師=松山比香里先生、芝田記代先生
▽参加費=500円/1回・1人
▽服装=自由(動きやすい服装、靴でお越しください)
▽持ち物=タオル、飲み物等
※どなたでもご参加できます。初めての方も、お子様とご一緒のご参加も歓迎いたします。
【名張商工会議所/電話63・0080】