間垣親方が2年ぶりに名張へ
 2年ぶりでやって来ました──。名張市梅が丘南3番町の料理店「福浦」をこのほど大相撲間垣部屋の間垣親方(元横綱2代目若乃花)が訪れ、地元の後援者らと歓談、料理を堪能しながら相撲談義に花を咲かせた。
 間垣部屋は一昨年6月、奈良県室生村向渕にある「やまびこホール」で合宿を行った。ホールは同地の出身で、コンピュータ関連企業のオービック(東京)を経営する野田順弘さんが寄付した施設。野田さんが現役時代から親方の後援会長を務めていた縁で合宿が実現、お相撲さんと村民の交流も進んだ。
 間垣親方は青森県出身、現役時代には「花の28組」の1人として活躍し、優勝は4度。56代横綱として人気を集めた。間垣部屋では3月の春場所で初土俵を踏み、注目を集めたロシア出身の若ノ鵬らを育てている。
 室生村のファンらは春場所で大阪を訪れ、親方と対面。名張市内でも交流を進めることになり、場所を終えてから2年前の合宿時にも立ち寄った福浦へ。後援者に囲まれた親方は心づくしの料理を頬ばり、同店自慢のアロエをつかった特別メニューにも舌鼓。楽しい時間を過ごしていた。
【写真は後援者に囲まれる間垣親方=中央、福浦で】

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